閃光

 

 

視界にチラついた瞬間、パッと貫く感覚

私、こいつのこと好きじゃない  

そんな考えもつかの間、一瞬で声をかけられ再度確信 

私、こいつのこと嫌いだな

顔と態度と言動は脳の司令を聞かず、好き勝手に歪んで棘が生え、私の精神ごとぶっ刺して身体から滲み出る 私が嫌いだと思うということは相手も私の事嫌いでしょう 喧嘩両成敗 絶対に許したくないし許さなくていい 一生混じり合わないでいられるといいよね 同じ場所に存在しなきゃいけない限り無理だけど でもそういう気に食わない奴がいると逃げたく無くなる性分なので自分のひねくれ加減に呆れている そろそろ大人になった方がいい 口だけ達者になっても愛想が良くないからなんの役にも立たない まあもう別にどうでもいいんだけど 私には必要の無いスキルだし それでも憎しみだけは人一倍抱えられるので絶対に絶対に絶対に受け入れたくない どんだけ偉かろうが同じ人間だし自分が偉いとか思ってるような人間マジでキモいな 強者なら他者の弱さも受け入れられる器量のデカさを持てよな それで初めて1人前だよ馬鹿野郎 まあこんなの便所の落書きなのでいくらでも自分のこと棚に上げて言えますが 自称するならそれくらいしてもらいたいしどーせできねーんだから面だけ偉そうにして仁王立ちしたって誰も着いてくるわきゃねーんだよな 強者は弱者がいて初めて偉くなれるんですよ 弱者が束になって全員違う方向を向いたら軌道修正なんて不可能なので まあせいぜい頑張ってください 本当に嫌い 別に末代まで呪ってやろうっつーんじゃないけどさ お前が出来るだけ嫌な思いして生きてけばいいと思ってるよ その分幸せがあるといいよね 私はお前の嫌だと思う気持ちに巣食う化け物になってやるつもりで余生送ってんだから絶対に幸せになってもらわなきゃ困るよ だって不幸って言えないじゃんね私が かわいそがられてナンボでしょ、木の葉を隠すには森の中 私は背景に溶け込んでやがて消えてなくなりたい ファイナルアンサー? はい