スノードーム

 

 

私の言うことに共感してみせてくれるけど、本当のことなんて何も知らないから、何もかも見当違いなの、斜めになって笑うしかない

本当のこと言ったところで理解してくれないだろうし、引かれると思うけど、でもきっと笑い飛ばしてくれるだろうから、そうしたらいいんだろうけど、それに縋るようになってしまうのが嫌だから絶対に私は言えないんだろうなと思う 優しさって時に凶器だし 

他人の心の中に自分がいて欲しくなくて、誰にも何も知られたくないのに現実そうも行かなくて、誰かに自分はこういう人間ですと提示することがうまくできないし、いつも空回りして失敗し続けている もう自分でも自分がどういう人間なのかよくわかんないし、他人からの評価を聞いてもどこか納得できなくて曖昧に笑うしかない 全部疲れたからもうこれで終わりにしたいんだけど 

今でもどうしたら良かったんだろうとか何が正解だったんだろうとか後悔っていうか検証したいんだけど 10年ちょいしか生きてなくて頭おかしい人間と環境で育った人間に一体何が出来ただろう

思春期なんてみんなビョーキみたいなもんだし、狂ってるし、誰もが間違える可能性を孕んでいて、危うい橋を手繋いで渡ってるようなもんだし 私が手を離したように見えて、2人で勝手に落ちて流れ着いた先が全然違ってただけなんだけど 

そんなことずっと忘れらんないのも私の方だけなんだろうなって考えるとやっぱそろそろ前に進まなきゃなんねーなと思うけど、なんかもう己の可能性に疲れてしまってなんも出来ない 皆すごいなーって思うから私は何も頑張りたくない どうせ失敗作なんだ 生きてる価値もないし 人と上手く渡り会えないし なーんも続かないし 不安だけは一丁前に感じるから、結局家を出たくない 早く死にたい