昇華

 

 

子供の笑顔を見ていると幸福と絶望 私だってこうな風に生きてるだけで誰かを幸せな気持ちにしていた頃があった筈なのに、現実は虚しく、取りこぼした沢山のもの、もう後の祭りです 目の前にあるのがだんだん霞んで あれ?貴方もしかして私を嘲笑っていますか? 

心臓が動いているか動いていないかの違いだけなのに死体に触ることができなかった フラッシュバック 小学生の頃から変わらないね 抱いた嫌悪感に懐かしさ 美容院でマッサージされる時肩に触れられると気持ち悪くて暴れたくなる 生きてる人間に触られたくない 結論 私が死体になればいい 

ひとり深夜にインスタライブを閲覧して女同士の確執 ドロドロした感情やその他大勢のクソみたいな集団論争 蚊帳の外でぼんやり眺めている 真実なんて当事者しか知りえないのに、誰の話してんだ? SNSをやってる人達はみんな偶像ですよ それをわかっててやらないと、インターネットを愛せないよね 全部嘘で全部幻 目に見えるものすら信じられない向こう側 ドロドロに煮つめて残った炭みたいなカスだけかろうじて信じられる それが心理 愛してるよ人間の1番クソみたいなところ 隠しておきたい何かを開示して、それを埋めたりわざわざ掘り起こしてまた燃やしたり 炎上が耐えない世の中 他人を蹴落とさないと上に行けないのだろうか? 好き好んで底辺うろうろしてる人間には理解し得ないことですが インターネットは墓場ですよ 嘘が蔓延る世の中 どうせ誰とどこにいたって何をしたって何も信じられないのだから嘘にまみれた墓場で偶像を崇拝しよう 無知を知ることもしないで、博識めいた常識を騙り、真人間のふりをして、ご高説を唱える

ああ人間って汚くて気持ち悪くて生き恥晒しでみんな死ねばいいのにね!