狭窄

 

 

人の声が脳裏に響く 

飲み会の席 久し振りですねなんて言って目の前には瓶ビール お酌なんてしません そんな暗黙のルールくそったれ ラベルは上にむけるんですよ

中盤に差し掛かると元の席に座り続けてる人はまあそんなにいない 人間との関わり 美しいですね 

まあ呼ばれるわけなので話をするんですけどもう私の評価なんて言うものはどうでもいいんだよ うまく使えったって私は人を使う立場じゃないし25歳になったら昇格って言われても向いてないとしか感じない いつだって全く自信が無いし誰に何を言われようが自分の気持ちは変わらない あんま言いすぎるとそんな事ないでしょって言われたいみたいな感じになって謙遜してるみたいに思われても嫌だし笑うしかないんですけど本当に嫌だ 影のようにひっそりと息を潜めて誰にも見つからないように生きていたいのに腕を掴まれて日が当たる場所に無理やり引きずり出される

私は私に色々教えてくれた尊敬してる人達に恥をかかせたくなくて、そういう人に少しでも近付けたらと思ってやって来ただけだし、それを他人が違う視点で捉えて後付けの価値を押し付けられて結局貴方が仰ってるのは誰の話ですか?

媚び売ってる気も無いし波風立たないようにヘラヘラしてるだけで私にも理由なんてわかんないし やっぱりなんでも出来る人凄いなって思うし私がそうなれるビジョン見えないし同等みたいに扱われるのがすごく嫌だ 過大評価なんだって 歴もないし人望もないし誰を通して私を見てるんだ? 疲れた 常識ない事は絶対しないと思うって常識って何? 

でも何を言っても人の気持ちなんて変えられないし結局いつまでもいつまでも同じ悪夢を見て嫌な気持ちで目が覚める 脳裏に焼き付いたジャージの色 私そこから1歩も進めてないんじゃないか? 変わらないことが良い事だとは思う でも、変われないことは罪だと思う