What's up?

 

 

ギリギリのところで足踏みしてる毎日 背中を押してくれてるのは分かってるけど、目の前が暗すぎて永遠に躊躇している その先の1歩を踏み出せなくて、おどろおどろしい想像が脳裏をよぎる 私変わらなくてもいいって思ってる 変革なんか望んじゃいないけど、変われ変われって皆が言うから変わるしかないのかなって思い始めてはいるけど私は自分に期待なんて出来ないし、望んだ答えがこの先帰ってくるとも思えないし きっと私は逃げ続けるんだろうし 変われないんだろうし 骨折り損のくたびれ儲けだよ、みんな 私の事なんて適当に泳がせときゃいいじゃん 言われたことしかやらないよ 都合いいじゃん 籠の中の鳥でさ、結局与えられる側でいいじゃん 私それで満足だよ でもいきなり籠をあけられてさあ飛び立とう!って言われても温度差で風邪ひくわ 

ここでフラッシュバック

幼稚園の時、園内にみかんの木が生えていた

どこに生えていたのかは思い出せないし、今もそれがあるかも知らないけど、担当の先生が、こっそりもいで、内緒だよって数人の園児と休憩中に空いてる教室に集まって、私もそれを食べていた

普通のみかんより少し大きかったから厳密に言うとみかんじゃないのかもしれないし、柑橘系のものだったのは確かだけれど、まあ普通に味も思い出せないしそれが本当にあった出来事だったのかも曖昧だし、小学校あたりまで律儀に送りあっていた年賀状のやりとりも全くなくなってしまったなあと何となく虚しくなるけれど、あの空間は優しくて大好きだったから、先生には幸せでいて欲しいと思う 

勿論園長先生もご承知だったのだろうけど、子供だったから、内緒だよっていうひとことが、宝物みたいに心に響いて、自分が選ばれたみたいな気がして嬉しかった まあそんなもん 純粋だったって言いたいわけじゃないけど汚い感情なんてそれと表裏一体なんだろうけど、まあ子供だし

別に幼稚園の頃だってそれ以降だって良かったことより悪かったことの方が多いし、でも嫌なことあっても助けてくれる人達はいたし、それでも一等星には勝てなかったから、ずっとずっと目が覚めなかったんだろうけど あの時違う選択をしていたら、もっと他人を大事にできてたんだろうかとか思ったりもするけれど、まあ私は結局こういう人間だし、諦める他ないんだろうけど 傷つけちゃったしまあせめてもの償いとして今後一切関わらないことを誓って催しごとには不参加を貫き通すし会いたいとも思わないけど、もう全く知らない誰か、私の預かり知らぬところで幸せになってくれればそれでいいしそれは押しつけだし無責任だけど、もし不幸になっちゃってたら私が救われないので、結果的に私はずっと卑怯者だ