どっちつかずのハレルヤ

 

 

遺伝子レベルの信仰心 誰かを神様にしないと今日も生きていけないから、ひとりの人間として見るのをやめていた でも所詮人間は人間でしかないし、私はヨスガが欲しいだけだったのかもしれない 自分を信じるにはあまりにも未熟過ぎた だからああ、この人もきっと神たり得ないのだと絶望するのも、私の勝手な思い違いで、愚かな行いだったと反省すべきなのである 頭では納得しているけど、それでも、そうしないと自分が今どこに立っているのかも分からなくなる でも結局突き詰めれば人間なんてものは喋って歩く肉塊でしか無いし、でも私、やめられないんです 偶像崇拝 だってその方が楽だから 自分の頭で考えられないものを他人に求めて、勝手に信じて勝手に絶望して、そんなの自分に向けるにはあまりにも無理があるし、私は私が一番信じられないので神様に頂ける一言を待っているのです 救いをください、私を赦して下さい 

 

なんちゃって嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘

嘘だらけだよ世の中全部全部全部 人間って脳みそがあるし言葉を喋るんだよ それが1番でそれが全てだよ  何が言いたいかってだから嘘をつけるんだろって話だよ 全部嘘でしょ 人の気持ちだって季節のように移ろうよ でもそれも嘘になるのかななるんでしょうね 信じちゃ駄目なんだよ誰のこともさ でも自分のことも信じられないような人間はどうやって心を強く持てばいいんだよ 私がこう感じてることも全部嘘なのか?って自問自答自問自答自問自答 返ってくる言葉も信じられるかよ 人に優しくなりたい明るくなりたいまともになりたいつてそれそれそれそれ本当に思ってんの? 思ってないよだってずっと死にたい死にたい死にたい死にたいって言ってるじゃん 未来のこと考えたくないから自分のこと知られたくないから怖くて怖くてしょうがないから話せないんじゃん 嘘つけないから口閉じるしかないじゃん だって口を開けば勝手に言葉は紡いで顔は笑ってるじゃん 嘘だよそれ 全部 正しいよって誰の事言ってんの? 嘘つけるってことは正しいこともそりゃ言えんだよ だって嘘だから 私は正しいよ 正しいさ 正しいことを言うようにしてんだから 私の中に正しさなんてどこにもないけどでも誰かがこの言葉は正しいんだって言ってたから私もそっくりそのまま同じ言葉を喋ればそれは正しいよね 私って正しい人間なんですよ だって正しいことしか言ってないから でもそれ全部嘘なんだよ だから私のこと信じなくていいよ 後ろ指をさされても私もう気にならなくなるほどまともな正しさ持ってないんだ だって嘘だって言われても嘘ついてんのは私じゃないから 私の言葉か嘘なんだよ それって私が意図的に嘘をついてるわけじゃないじゃん 初めからわかってるんだよ嘘だって だって私の正しさが正しくないことなんて私が1番よくわかってるんだから、嘘をいうわけにはいかないでしょ 正しくないってことは、嘘なんだよね

だから私嘘つきたくないって言ってんじゃん(笑)