弱者への愛にはいつも殺意が込められている

 

 

高校を卒業して就職してこのまま実家にいたら殺されると思って家を飛び出し早3年

 

環境が変わったって人間性が変わる訳では無い

相も変わらず部屋は汚いし背筋は丸いし女子高生の足ばかり見ている

 

明日が来ませんようにと祈りを捧げて床に就き、今日を迎えてしまった現実に絶望して起床する

気が付いたら会社へ向かうバスの中にいるし、意識が朦朧としたままタイムカードを切っている

出勤して早々帰って寝ることしか考えていないし、責任だやる気だなんていうのは母親の胎盤の中に置いてきた

繕うのばかり手慣れてきて、本当なんて最早どこにもない

 

人間ってなんで言葉を喋るんだろう

人と関わらなきゃ生きていけないこの世界は少し不気味である

他人と分かり合えるなんていうのは所詮錯覚でしかないし、その、共有できる範囲が狭い人間もいるのだから、世の中ってやはり不平等

手を取り合って、肩を組んで、隣人と助け合って生きていきましょう!

はっきり言ってそんな風にガチのマジで思ってるような人間は見えている地雷です

周りから見れば私はおかしい人間なんでしょうけど、逆に言えば私から見たら周りがおかしいんですよ

現実逃避

 

人の幸せ指数っていうのは生まれた瞬間から決まっていて、生涯それは変わることがないんだと思う

私はもう絶対に幸せにはなれないことは分かっているし、それならば、と言うのが日々の課題なわけなんですけど

別にいいんですけど、それなりの人生を送ってきた結果ですし、今更幸だ不幸だなんて考えを起こすことで私の残り少ない人生を無駄に消費するのもまあそれこそ不毛なので毎日をアイドル鑑賞というものに費やしているのですけど

 

偶像崇拝なんですよね

私は個人の人間性になんか興味ないんです

私にとって都合が良いから好きなだけです

それこそ、本当なんかどこにもないし、だからこそって言うのもあるんだと思うけど

実際に生きてる人間を見ると、偶像ではなくなってしまうのが怖いし、私は夢の中で夢を見ていたいので在宅ヲタなんですけど

 

ところがどっこい日常に引き戻されると偶像を崇拝してる暇なんてない目まぐるしく現実だけが交錯していく

 

 

若者に求められるのは、素直さ、そしてそこそこの謙虚さ、おまけに無知であることです